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保護者がはさみで教師刺す NSW小学校

【シドニー30日AAP】   NSW州北部沿岸部バイロンベイの小学校で、保護者が教師をはさみで刺したとされる。

バイロンベイ・パブリックスクールで30日午前7時頃、31歳の母親が教師のゼーン・ボックラーさんの顔をはさみで刺した疑い。警察によると、2人は事件前に校内で話していた模様。ボックラーさんは地元の病院に搬送された後、手術を受けるためにツイード病院に送られた。同校は一時的に閉鎖され、およそ3時間後に警察が犯人とされる母親を逮捕した。

ある保護者はフェイスブックに、「子どもが学校の図書館近くで“血の海”を目撃した」と綴った。別の保護者は、「最も素晴らしい教師が刺された。休み明けに悲しい知らせだ」とコメントした。学校のニュースレターによると、ボックラーさんは学校庭園の保護者ボランティアをまとめ、生徒の祖父母訪問時にはギター演奏を披露した。

同校では、校長宛に脅迫じみたコメントがソーシャルメディアに投稿される事件も最近起きている。ある保護者がWiFiのマイクロ波は子どもに危険だとして、学校で使わないよう圧力をかける署名を立ち上げていた。1か月で250以上の署名を集めた。

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