【シドニー8日AAP】 NSW州北部中央沿岸部のマックスヴィル西方の牧場で、雌馬がヘンドラウイルスに感染して死亡したのが明らかになった。
ヘンドラウイルスによる感染は2011年以来、約2年ぶりのことで、感染馬が出た地域一帯は、検疫地区に指定された。
感染馬に接触を持った3家族と獣医は、検査の結果、ウイルス感染はしていないことが明らかになった。
NSW州では2011年の6月から8月にかけて、8カ所で合計10頭の馬がヘンドラウイルスによる感染症で死んでいる。
また、QLD州ではここ1年の間にウイルス感染した馬が8頭出ているので、NSW州ではヘンドラウイルスに最大限の注意を払うよう警戒している。