【シドニー2日AAP】 オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は、タカタ製の欠陥エアバッグが交換を終えていない車両のうち、“極めて重要な修理”を必要とする乗用車やトラックが、国内に約1万2,000台あると呼び掛けている。
ACCCは国内でホールデン18万台、トヨタ9万7,000台について、エアバッグのインフレーターの交換が必要としており、このうち強制リコールが発令された、アルファタイプのエアバッグが装着された車両8,800台と、そのほかに“極めて重要な修理”が必要な車両3,000台以上について、最も危険と懸念を示している。
タカタ製エアバッグを装着した280万台すべてについて、2020年12月までの交換が求められており、リコール対象となったのは2001年~18年に生産された100種類以上のモデル。自分の車のエアバッグが交換対象となっているかについては、検索サイトismyairbagsafe.com.auを利用するか、電話のメッセージ機能から“Takata”とテキスト入力し、 0487 AIRBAG (0487 247 224)に送信することで確認できる。