【シドニー2日AAP】 ドイツ系スーパーマーケット大手アルディで食料品を購入している買い物客は、国内で年間20億ドル以上の節約となっていることが、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)による調査で明らかになった。また、アルディがオーストラリアの国内経済にもたらす恩恵は、年間33億ドルに上ることも明らかになった。
アルディは2001年に初めてオーストラリアへ上陸した。アルディ・オーストラリアのドーントCEOは「これまで何千人分もの雇用を創出し、国内向けのプライベートブランドを大きく成長させ、不動産、店舗建設、従業員への賃金、他社との業務提携、政府への納税などを通し国内経済に貢献してきた」と話した。
PwCの調査によると、食料品など同じ様な品物を比較した場合、アルディのほうがその他のスーパーマーケット大手よりも20億ドル以上安かったという。また、アルディは食料品の値下げにも貢献しており、他の場所で買い物をする消費者にとっても、4億5,000万ドルの節約につながったとしている。