【シドニー14日AAP】 NSW州ではチャージ式の電子乗車カード「オパールカード」の使用が、シドニー中心部で開始された。州政府は今後も使用エリアを拡大していき、来年中にフェリーやバスでも使えるようにしたいとしている。
ベレジクリアン州運輸相の14日の発表によると、オパールカードは現在、シティーサークル路線とボンダイジャンクション路線で使用可能だ。あらかじめ現金でチャージするか、クレジットカードやデビットカードを登録して使用する。すでに4100人の申込者があったという。
州政府は来年3月までに、使用可能な鉄道駅を順次増やしていく予定。また来年中に、ブルーマウンテン、セントラルコースト、ハンター、イラワラ、サザンハイランズに使用範囲を拡大し、フェリーやバス(公営と民営の両方)でも使えるようにする。