【シドニー17日AAP】 連邦選挙を数カ月に控え、ケビン・ラッド前連邦首相が、労働党の党首の座を再度狙うために地固めを始めていると報道で伝えられた。ラッド氏は、党内の主要メンバーの支持を得られなければ、再度、党首選に出ることはないとしているという。
ニューズリミテッドの記事では、労働党の関係者によると、ラッド氏は、ビル・ショーテン、ペニー・ウォンといった党内の主要メンバーの支持を求めており、それを党首選再出馬の条件にしているという。
連邦議会は17日、再開し、2週間開会される。そして連邦選挙を迎えることになるが、来週末までには、ギラード現首相を首相の座から追いやる動きが見られるのではないかと同報道では伝えられた。