【キャンベラ4日AAP】 連邦政府のモリソン首相は、4日午前に短距離ミサイルとみられる複数の飛翔体を発射した北朝鮮について、引き続き米国のトランプ大統領の政策を支持する姿勢を示したことが分かった。北朝鮮が飛翔体を発射するのは、2017年以降初めて。
モリソン首相は北朝鮮政策について、トランプ大統領が「困難をともない、後退する可能性もある」と示唆していたことに触れ、同大統領は忍耐強く問題に取り組んでいると評価。「北朝鮮の安定化に必要な対策を講じていけるよう、大統領への支持を続けるのみだ」と述べた。
さらにモリソン首相は、政策が後退することは確実にあるとした上で「今日の世界情勢がどれほど不安定な状態にあるかということを、あらためて気付かせてくれる」と話した。