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連邦政府、職場での女性差別を調査開始

【シドニー22日AAP】   連邦政府は、職場での女性の扱われ方について実態調査を開始する。

ギラード首相はフェアファックス社に対し、「労働者、特に女性が幼児の子育て中に、(職場で)差別を受けていると感じているという事例的報告さえある」と述べ、職場における差別問題を査定し、是正策を取るとした。

オーストラリア人権委員会による同調査では、出産休暇中や職場復帰後、女性労働者が降格、解雇、不利な労働時間への変更などの待遇を受けている懸念について検討する。また調査では、産業界、労働組合、差別の犠牲者、雇用主と証拠確認を実施する予定。

オーストラリア労働組合委員会によると、女性労働者の3分の1が、妊娠中や出産後に辞職するという。

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