【キャンベラ22日AAP】 22日付のメルボルン・ザ・エイジ紙は社説の中で、「国民のことを考えると、ギラード連邦首相は辞任すべきだ」と述べた。同紙は、普段は労働党支持の姿勢を保っている。
同紙の社説では、保守連合は長期にわたり労働党に抵抗できず、ギラード首相は党の改革案を有権者に聞き入れてもらうことができない状態だとした。「首相の辞任は今が一番良いタイミングであろう。しかしそのためには、よりすばらしい元気なリーダーが必要だ」と社説は述べた。
野党自由党のアボット氏は22日、QLD北部ヤンガブッラで行われたアフガニスタン派遣死亡兵士の追悼式典にギラード連邦首相と共に出席した。式典の前にメディアに対して、「現在の労働党は分裂状態で機能していない。どうやって政府を担っていくのか」と述べた。