【メルボルン25日AAP】 2012年、南米ペルーで発生した、ホテルの守衛がバルコニーから落ちて死亡したとみられる事件に関して、当時南米を旅行していたオーストラリア人6人が容疑者となっている。当の6人はSNSなどで身の潔白を訴えている。
女性1人を含むこの6人は、ペルーを出国してからも他の国々を旅していた。オーストラリアに帰国してから3カ月後に自分たちが容疑者だということに気が付いたという。メンバーの1人であるジェシカ・ボーさんは、「提出できる証拠などない。だって私たちは無実なのだから。でもこれまでのところ、正式にこちらの言い分を関係当局に提出する機会がなかった」と述べた。
6人はフェースブック上に「完全に誤った容疑」(Completely wrongly accused)というタイトルのページを立ち上げ、「1年半前、我々6人は南米を旅行していた際に、誤った容疑をかけられてしまった」とコメントしている。ドレイフス法務長官は、シドニーやメルボルン出身のメンバーの家族から話を聞いたとしている。