【メルボルン26日AAP】 結婚生活の破たんをきっかけに、教え子の女子生徒(15)と2回にわたり性交した高校教師に対し26日、5年の禁固刑が言い渡された。
この教師(42)はメルボルンの学校で音楽を教える。被害者の少女とは家族ぐるみの付き合いで、生徒の母親も同じ学校に勤務。教師はある夜、息子の面倒を見てほしいと少女に依頼し、自宅で泊まるよう提案した。そして同夜、犯行を実行した。
VIC州裁判所のメイソン裁判長は、教師が少女やその家族との親密な関係を悪用し、犯行に至ったとした。また、精神的に弱い立場の15歳の少女が恩師として信頼していた立場を、身勝手な性的満足のために利用した罪は重いとし、5年の禁固刑を命じた。最低3年の受刑後、保釈の申し出が許される。