【メルボルン8日AAP】 VIC州では先週、はしかに感染した患者4人が新たに確認されたことが分かった。患者は男性3人と女性1人で、このうち3人は8日に感染が発覚したばかりで、いずれも海外で別々に感染したとみられている。
VIC州保健当局のボーン氏は、東南アジアと南アジアなどのほぼ全域を含む広い範囲で、はしかが流行しているとした上で、「海外への渡航者は、はしかに感染するリスクがあることを理解する必要がある」と話した。
また、新たに感染が発覚した3人は、4月29日から5月4日までの間、メルボルン空港のターミナル1と2のほか、バララット(Ballarat)地区の商店やホテル、飲食店に立ち寄っていたことが分かっており、この間、周囲へ感染が及ぶ状態だった可能性があるという。