【シドニー29日AAP】 首相に返り咲いたラッド新党首の下、初めての世論調査で、労働党の支持率が急回復していることが明らかとなった。
27日実施のフェアファクス・リーチTELによる世論調査が発表され、それによると、連邦議会選挙で重点地区とされる主要な4つの選挙区で、いずれも労働党が支持率を急回復して、過半数の支持を得た。
メルボルンのマリバノン区では、6月8日の調査で52パーセントだった支持率が、ラッド氏の首相就任を受け、59パーセントにアップした。また、同じくメルボルンのチゾルム区では、自由党の44.8パーセントに対して、55.2パーセントの支持率を示した。
シドニー西部のブラックスランド区では、ギラード前首相時の48パーセントから、59パーセントに急回復を示した。同じくシドニー西部のマクマホン区では、3月の調査で38パーセントだったのが、51パーセントと大幅に支持を回復した。