【キャンベラ14日DIAC】 連邦政府は7月1日から、ビザ申請料金を値上げすると発表。新料金制度では、ビザ申請料金を基本料金と追加料金に分け、さらに国内で2回目以降のビザ申請には別途、追加料金を課すという大幅な改正となった。
これまでビザ申請料金は、原則として主申請人に家族がいる場合でも、料金に変更はなかったが、新制度では、主申請人が基本料金を課され、配偶者や子どもがいる場合、個別に追加料金が課せられることになる。
最も一般的な永住ビザである、技術移住(General Skilled Migration)の場合、家族4人(夫、妻、18歳以下の子ども二人)で申請する場合、ビザ申請料金は現行の3060ドルが、7月1日以降は6120ドルと倍増になる。
また、ビザの種類によっては、インターネットによるオンライン申請を利用しないで、申請用紙提出による申請の場合、別途80ドルが課される。
さらに、一時滞在ビザの場合、オーストラリア国内で申請・受給したビザを保持している者が、さらに新しいビザを国内申請する場合、通常の基本料金のほかに、別途、追加申請料金が課されることになる。
なお、これらの新申請料金は、申請するビザの種類によって料金や、適用の有無が異なるので、必ず移民局で確認が必要。