政治

ブライ元QLD首相、がん宣告を受ける

【ブリスベン30日AAP】   昨年までQLD州の首相を務め、現在は家族と共にシドニーで生活をするアナ・ブライ氏(52)が、今年3月、がんの診断を受け、現在も治療中であることを明かした。

ブライ氏は、足のけがを診てもらうためにGP(家族医)に掛かった際に、以前から気が付いていた右耳たぶの小さなしこりについて聞いてみた。「最初は恐怖よりも興味の方が強かった」とブライ氏。その後のエックス線検査によって腫瘍であることが確認された。腫瘍除去手術を受けた後の検査で、同氏は進行性がんの「非ホジキンリンパ腫」があることが分かった。それから抗がん治療を受けているという。

非ホジキンリンパ腫の場合、原因不明の発熱や体重の減少、かゆみなどといった症状があるが、ブライ氏には特にそういった症状はなかったという。同氏は、医師にしこりのことを聞いて本当にラッキーだったと言い、「もしあのまま半年や1年と放置していたら、病気はもっと進行し、命に関わっていたかも知れない」とブライ氏は述べた。

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