ビジネス

NSW州鉄道公社が生まれ変わる  

【シドニー1日AAP】   NSW州鉄道公社(RailCorp)が、1日より、「シドニー・トレインズ」社と「NSWトレインズ」社の2つに分かれ、同州の新たな鉄道時代の一歩を踏み出した。ベレジクリアン交通相は、顧客に焦点を当てたサービスを提供していくことが目標と述べた。

シドニー・トレインズ社はシドニー及び郊外を往来する鉄道を、NSWトレインズ社は、州内陸を走る「カントリーリンク」、また中央沿岸部やブルーマウンテンなどに向かう鉄道を管轄する。

シドニー・トレインズ社のコリンズ新社長は、イギリス・ロンドン地下鉄(交通局)のCOOだった人物。同氏は、「信頼できる鉄道サービスを提供しない限り、利用者を増やすのは無理だ」として、シドニーの悪名高き鉄道事情の改善に意欲を見せた。しかし、「たった5分でできることではない。長い時間をかけ改善していきたい」と述べた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら