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QLDとNSWの麻薬組織を摘発

【シドニー5日AAP】   当局は、インフルエンザの予防薬を輸入して、違法薬物として知られるアイスを製造する全国組織を摘発したと発表した。

QLD州を拠点にする犯罪ネットワークが、NSW州の犯罪組織に替わってコンタックNT(ContacNT)の輸入を業者に発注したとして告発された。

これは、コードネーム「リチウム作戦」という10カ月にわたる共同捜査で、末端価格1000万ドルのアイスを製造できる原料8キログラムを押収した。

薬局で簡単に入手できるインフルエンザの予防薬は、覚醒作用のあるプソイドエフェドリンを抽出することができ、違法薬物のアイスの製造に用いられる。

今回の作戦で、ブリスベンの男2人と女ひとりが、QLD州とNSW州の麻薬取締法違反の容疑で起訴され、3人は、5日にブリスベン治安判事裁判所に出廷した。

うち男のひとりは勾留され、男女2人は来週、シドニーの裁判所にも出廷することになる。

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