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サーファー、クジラに打たれ意識不明

【シドニー7日AAP】   シドニーのボンダイビーチで7日、全長15メートルのセミクジラにサーファーがサーフボードから弾き飛ばされ、一時的に意識不明となった。だが周りの素早い対応の結果、現在は安定した容体だ。

同日朝、海岸から約70メートル離れた、サーファーらが遊泳していた水域で、クジラが跳ね回っていた。ボンダイ・ライフガードのエイドリアン・コバチック氏の話によると、ライフセーバーらは負傷者が出る恐れがあると判断し、クジラの周辺を巡回して遊泳者らを離れさせようとしたという。だが、1人がクジラの至近距離にいたため尾びれに打たれ、10秒ほど意識を失った。

しかし、別のサーファーらにより無事に浜辺にまで連れ戻され、救命隊員らによりセント・ビンセント病院に搬送され、現在は安定した容体。

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