【キャンベラ8日AAP】 米サンフランシスコで発生したアシアナ航空機の着陸事故を受けて、オーストラリア交通安全局(ATSB)は8日、同局の航空専門家を派遣し、事故調査のモニターを行うことを確認した。
ATSBによると、派遣された専門家は米国の全国交通安全機関(NTSB)が行う調査をモニターし、オーストラリアとして提供できる支援がないかを検討する。「我々の専門家は、事故直後の対応や調査チームの連携作業などを見ながら多くの情報を得てくれるであろう」とATSB広報担当者。
この事故は6日、サンフランシスコ空港で、アシアナ航空のボーイング777型機が着陸に失敗したもの。2人が死亡し182人が負傷した。ABC局の放送によると、操縦士の1人は訓練士だったという。