【パース13日AAP】 パースのスーパーマーケットで販売された卵が、不当に偽のラベル表示を施された可能性がある。鶏舎内飼育の鶏卵(ケージドエッグ)が、放し飼い(フリーレンジ)または納屋飼育(バーンレイド)の卵として販売された疑い。
WA州の商用卵生産者協会によると、フリーレンジの卵が過去数年、生産費を下回る値段でスーパーマーケットで販売されている。持続可能でない卸売価格をスーパーマーケットに要請され、同州の商用卵生産者の多くが競争力を保つのが難しくなっている。マックティアナン州農業相は、オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)に懸念を伝えた。今後調査が行われる見通しだ。
2017年、WA州の卵生産会社Snowdale Holdingsが偽りのラベル表示をして消費者を欺いたとして、罰金75万ドルと裁判費用30万ドルの支払いを命じられた。