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コアラ救済に向け罰金強化 NSW野党

【シドニー11日AAP】   NSW州の野党労働党は、コアラの生息地を保護するために、違法な森林伐採に対する罰金を10倍にすべきだと発表した。

昨年、カジノ近くのロイヤルキャンプ州立森林内のコアラ生息地で、同州のフォレストリー・コーポレーションが違法に森林伐採をしたとして、900ドルの罰金刑に処せられた。これについて、州野党の環境担当議員のルーク・フォレイ氏は、「そのようなはした金では今後も、違法伐採は終わらない」と述べた。そしてオファレル政権に対し、州上院で現在議論中である、違法伐採に対する処罰の厳格化に関する議員提出法案について、支持するよう求めた。

同法案が成立すると、違反者に対する罰金が220ドルから2万2000ドルまで引き上げられる。また違反者は、2年の禁固刑に処せられる可能性がある。

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