【ブリスベン13日AAP】 QLD州のニューマン州首相は、店舗の営業時間の延長は、コーナーショップなどの小さな店舗の営業に大きな影響を与えるとして、反対の姿勢を示した。
ニューマン州首相は、「小売業界で非常に大きな力を持っている二大スーパーチェーンによって中小の小売店がつぶされるのは見たくない」「時間延長の確固とした理由があれば別だが、今は時期尚早だ」と述べた。
現在、QLD州では、大手小売業者は週日午前8時から午後9時まで営業できるが、週末は午後6時までしかできない。今年始めに、クイーンズランド競争委員会の報告が公表され、それによると、この営業時間の規制が撤廃されると、小売業界では年間2億ドルの売り上げ増になるという。