【シドニー13日AAP】 国立公園野生生物サービス局の調べで、NSW州の国立公園に昨年1年間に訪れた人は合計3550万人で、これは一昨年と比べて170万人も増加していることが明らかとなった。
パーカーNSW州環境相は、14日、この数字を挙げて、これは公園内の遊歩道の整備や展望台、宿泊施設の充実などが効果を上げたものだとし、「私たちが提供しているサービスや施設の内容が正しいことを示している。公園管理者にとって素晴らしい報告だ」と述べた。特にNSW州西部のアウトバックへの訪問者がこれまでにないほど増えているという。
一方、NSW州政府は、国立公園内での狩猟を解禁する方針で、今年10月から12の国立公園で試験的に解禁するとして、論議を呼んでいる。