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シドニーで通り魔暴行事件が多発

【シドニー14日AAP】   13日深夜、シドニー中心部で男性が通り魔に頭部を殴られ意識を失うという事件があった。シドニー中心部では通り魔による暴行事件が多発している。

この事件は、ジョージ・ストリートを横断していたマシュー・ブラックモアさん(33)が男5人組のうちの1人に頭を殴られたもの。妹のカレンさんは、「弟がシティにいるのは珍しいこと。この日はたまたま仕事のパーティがあったため。この一撃で弟の人生が台無しになってしまうところだった。犯人はなぜこんなことをするのか?」と述べた。

また兄のマークさんは、監視カメラによる犯人の映像を見て、「犯人は、初めてお酒を飲んで浮かれた子どもなんかじゃない。子どもだっているかもしれない大人だ」と述べ、犯人には罪を償って欲しいと訴えた。

昨年7月、シドニー中心部キングスクロスで、トーマス・ケリーさん(18)が通り魔に殴られ死亡。先月には、シドニー北部で、たばこを求めてくる人を無視しようとした26歳の人物が殴られた。

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