【キャンベラ15日AAP】 オーストラリア国内の有権者のうち、18日に行われる総選挙で期日前投票を行う人の割合は、少なくとも有権者の3分の1に達する見通しであることが分かった。15日朝の時点で、全体の27%となる450万人が投票を済ませている。
選挙戦は15日、モリソン首相が政権を勝ち取った場合の内閣について聞かれたが、産業関連相、人的サービス相、先住民問題相、女性相など主要な役職について明言を避け、代わりにショーテン党首が移民問題を扱う内務相を誰に任命するか明かしていないことを批判した。
一方、ショーテン党首はキャンペーンでパースを訪れ「労働階級の人たちが中層階級へと抜け出せるような国にしたい」と述べ、住宅購入を可能とする、賃金の引き上げを実現させたいとの考えを示した。