【パース17日AAP】 先月WA州でイルカの群れに巻き込まれ腕を骨折したサーファーの男性が、17日のラジオ番組のインタビューの中で、「イルカの一撃は魚雷に匹敵するほど強烈だった」と語った。
トロイ・ロビンソンさんは先月、マーガレットリバーのエレンズブルックでサーフィンを楽しんでいた。ある波をつかもうと、サーフボードに腹ばいになり手をかいて進んでいたところ、その波の中に10頭近くのイルカを発見。飛んだり跳ねたりしていたという。衝突されると思い海中に潜った直後、ドスンという衝撃を感じ、まるで鎖骨を折ったような感覚が走ったという。
結局、ロビンソンさんは左前腕を負傷。プレートの挿入が必要なほど骨折し、現在も治療を続けている。しかし、「サメよりもましだ」と語った。また、イルカに衝突されるという貴重な体験は、後に孫らに語り伝えることのできる面白い話であると述べた。