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フリーマンが糖尿病予防に5キロラン

【シドニー19日AAP】   オリンピックの金メダリストで、オーストラリアン・オブ・ザ・イヤー(国民栄誉賞)の受賞者であるキャシー・フリーマン氏(40)が、全国に150万人いるとされる糖尿病患者のために、20日に行なわれるイベントに参加する。

今週は糖尿病啓発週間で、20日のファン・ランがその最後を飾るイベント。キャシーはメルボルンで、5キロのマラソンに参加する。

「いくら健康だったり、定期的に運動していたり、食事に注意をしていても、誰もが糖尿病にかかるリスクを持っています。私自身がその良い例です」と、キャシー自身が2型糖尿病であることを明かし、「自分がそう診断されたことは、ショックでした」と語った。

彼女の近い家族に2型糖尿病の患者がいたが、彼女自身は特に気に留めていなかったという。

なお、アボリジニの場合、2型糖尿病にかかるリスクは、オーストラリア人の3倍だという。また、糖尿病の危険因子は、家族歴、肥満、高血圧、高いコレステロール値と心血管疾患とされる。

およそ280人のオーストラリア人が毎日、糖尿病と診断され、年間で10万人が糖尿病患者となっている。この数を減らすことが急務とされている。

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