【メルボルン20日AAP】 メルボルン市内のイースト・ウエスト・リンク建設計画に反対するコリングウッドの住民が、コミュニティーホールに集まり、道路建設反対の集会を開いた。
今週発表された道路建設計画では、90棟以上の住宅や店舗を取り壊して、イースト・ウエスト・リンクを建設し、タラマリン・フリーウェイとイースタン・フリーウェイをつなげることになる。建設に伴う立ち退き地域は、コリングウッドをはじめ、フィツロイ、パークヴィル、トラヴェンコアで、取り壊し以外でも影響を受ける住宅や店舗は258棟に上るとされる。
反対集会に参加した、グリーンズでメルボルン選出のバンド議員は、「道路建設は巨額な予算の無駄使いだ」として、道路建設よりイースタン・フリーウェイの中間地点まで鉄道路線を建設すべきだと語った。
また、ヤラ市のフリスタッキー市長は、地域住民に十分な説明がなく、きちんとした検証が必要だと訴えた。