【キャンベラ19日AAP】 連邦選挙で敗退した野党労働党のビル・ショーテン党首は、党首から退く意向を示した。新党首決定までの間、同氏が暫定党首を務める。
ショーテン氏は19日、「今回の選挙結果から、労働党には課題がたくさんあるとわかった」と話した。今後は家族と時間を過ごしたいという。
前回党首選で戦ったアンソニー・アルバニーズ氏は、「労働党政権の奪回には私が最もふさわしいと考える」と話し、党首選に立候補する意向を示した。プリバセク副党首も、20日に立候補を発表するとみられる。同氏は、「すべての恩恵を説明する時間がなかった。全国民が労働党の政策を知っていれば」「選挙キャンペーンの焦点を過去6年の(与党の)政治的混乱に充てることもできたが、国民を失望させることになる」と話した。ボーウェン影の財務相は立候補の意思を明らかにしていない。