【シドニー23日AAP】 人事コンサルタント「マーサー」社が行った外国人にとって最も生活費が高い都市の調査では、シドニーが初めて10位になった。東京は3位。
この調査は5大陸214都市について、住居や交通、食費、エンタテイメントなど200以上の項目について米ニューヨークを基準として比較調査し、ランク付けしたもの。
調査では、ファーストフード店のセットメニューの平均価格がシドニーでは9ドル24セント。これは香港の3倍。また、映画の入場券でも、シドニーが19ドル62セントであるのに対し、ヨハネスブルグではわずか5ドル91セントだった。しかし、調査が行われたのは今年3月で、オーストラリアドルが急騰していた時期。現在は、下落しつつあることから、来年の調査結果ではランクが下がるとみられている。
外国人による生活費番付は下記の通り(2013年3月調査)
1位:ルアンダ(アンゴラ)
2位:モスクワ(ロシア)
3位:東京(日本)
4位:ヌジャメナ(チャド)
5位:シンガポール
6位:香港
7位:ジュネーブ(スイス)
8位:チューリッヒ(スイス)
9位:ベルン(スイス)
10位:シドニー(オーストラリア)