【メルボルン21日AAP】 VIC州で今年、子ども3人を含む26人がインフルエンザで死亡した。
インフルエンザ関連で死亡した26人のうち、23人は老人介護施設の居住者だった。VIC州のミカコス保健相は、子ども3人(3歳、6歳、11歳)の死亡は稀だとして、「他に疾患を抱えるなど脆弱であった可能性がある」と話した。
VIC州の保健機関は、これまでで最多の200万人分の予防接種を発注した。5歳未満の子どもも無料で受けられるとして、接種を受けるよう州民に促す。
インフルエンザの報告は夏に始まったことから、感染がピークの北半球を訪問した旅行者が持ち帰ったと考えられた。増加を続けるはしかも同様だ。