【メルボルン22日AAP】 VIC州で政府によるソーラーパネル設置への補助金に、多くの駆け込み申請があったことが分かった。VIC州政府は、需給資格を審査する必要があるため、パネルを設置する前に事務局となるソーラー・ビクトリアに問い合わせるよう呼び掛けている。
ソーラー・ビクトリアのクルパン氏は「受給資格に関する重要なルールを守っていない人たちがいるようだ」と述べ、受給を受けるためには、同社を通して申し込みをして欲しいと呼びかけた。アンドリュース政権は昨年8月、今後10年間で州内の65万世帯にソーラー・パネルを設置する計画を打ち出している。
また、7月以降、補助制度は4年間かけて無利子で政府に返済するローン制度との組み合わせに移行する。クルパン氏は、パネル設置と補助申請を検討している場合、7月1日以降に行う必要があると説明。補助を受け取るには、パネル設置前に受給資格の証明が必要だとしている。