政治

ラッド首相、オバマ選挙戦略チーム起用

【キャンベラ31日AAP】   ラッド首相は今年の連邦議員選挙の選挙活動チームに、米オバマ大統領の元キャンペーン戦略家3人の起用を決定した。

その顔触れは、民主党国家委員会の元委員長トム・マカーン氏、コンサルティング会社「ニュー・パートナーズ」社のジョーン・キム氏、そして英国のソーシャルメディア専門家のマシュー・マグレガー氏。3氏ともオバマ氏の大統領選で、洗練されたソーシャルメディア活動と実地活動を駆使した選挙運動を展開し、オバマ氏を勝利に導いた。

3氏の起用についてラッド首相は、「世界最高のブレインらを頼りにしている」と述べた。またオバマ大統領について、世界的リーダーシップや米国民に対するメッセージなどをいつも強く支持してきたと述べた。さらに近年、多数の労働党幹部らが米国内で民主党と協力してきたとして、両党のつながりを強調した。

現在、首相が選挙日を9月7日に設定するとの憶測が出回っている。また間もなく、連邦政府の財務実績の発表が行われるのではないかと見られている。

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