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カンタス機でおう吐・下痢、16人入院

【シドニー1日AAP】   チリ・サンチアゴ発シドニー行きのカンタス機内で乗客26人がおう吐と下痢を訴え、そのうち16人が到着後、病院に搬送された。カンタス航空では、搭乗前に乗客らが食べた物が原因なのではないかとしている。

乗客300人以上を乗せたQF28機は1日午前0時過ぎ(豪東部標準時)、サンチアゴ空港を出発。その約3時間後、一部の乗客がおう吐し始めた。全員が学生で、リオデジャネイロで開催されたカトリック教の国際イベント「ワールド・ユース・デー」からの帰りであった。学生らは機内後部のトイレ付近に移動され、たまたま乗り合わせていた医師と看護師により介護された。

出発から14時間後の同日午後5時38分、同機はシドニー空港に到着。救命隊員らが出動して乗客26人の容体を確認、16人を病院に搬送した。うち3人は担架が必要だったという。

カンタス航空のホームページ上の説明では、「病気は搭乗前にかかったもので、フライト中に症状が現れた模様」だという。

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