【パース3日AAP】 WA州の公立学校の予算配分は不公平で時代遅れだと、報告書が指摘した。
メルボルン大学による調査報告が3日に公表されたが、それによるとWA州の学校では、予算配分が公正に行なわれず、不均衡だとの指摘がなされ、次のような提案がされた。
予算配分は、生徒の学年や学校の所在する地域と結びつけてはならず、また、学校は生徒一人につき同一の配分を受け、学校運営費とは別に配分されなければならない。
社会経済的地位が低い生徒が多い学校には、その分、別途補助するように、過疎地の学校や規模の小さな学校にも別途、資産配分を行なう必要がある。
この社会経済的地位は、生徒の家庭が所在する地域を考慮するのではなく、両親の職業によらなければならない。
WA州教育相は、この調査報告を受け止め、州の学校予算について早速見直すとの声明を発表した。