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豪政府がナウルと難民協定締結

【ブリスベン3日AAP】   ラッド首相は3日、ナウル共和国のワクァ大統領と、難民受け入れの覚書を交わしたと発表した。

これは2週間前に発表された、ビザなしでオーストラリアにやってくるボート難民に対して、全員をパプア・ニューギニアに移送するという新しい難民政策のことで、政府はナウル共和国とも同様の協定を結んだ。

ラッド首相は記者会見で、「人の密輸を請け負う業者がボート難民をオーストラリアに入れようとしても、一人もオーストラリアには受け入れない」との強い姿勢を示した。

バーク移民相は、ナウルに移送される難民はそれほど多くなく、家族や親のいない未成年者が移送されるとした。

連邦政府はナウルに、2013/14年度、2990万ドルの政府援助を行なうが、さらに1700万ドルの追加援助をする。

また、移民相は、南太平洋諸島のほかの国とも、合意に至れば同様の協定を結ぶ用意があると述べた。

ナウル共和国は、これまでにもオーストラリアからの支援と引き換えに難民を受け入れてきた実績がある。

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