【シドニー23日AAP】 NSW州コフスハーバー北部のウーリ(Wooli)沖合で23日午後、重量100キログラムのカジキが小型の釣り船に飛び込み、乗っていた2人の男性がカジキの鋭い口先で腕や肩に重傷を負ったことが分かった。
負傷した男性2人は46歳と48歳の兄弟で、もう一人の男性と約5メートルの複合艇で釣りをしていたところ、カジキが飛び込んできたという。警察によると、カジキはその後、海の中へ逃げ込んだとみられている。
兄弟のうち弟は、腕の損傷と骨折により、ウエストパック・レスキュー・ヘリコプターでコフスハーバーの病院へ搬送された後、空路でロイヤル・ノースショア病院へ運ばれた。容態は安定しているという。一方、兄はコフスハーバーの病院で手当てを受けた後に退院した。