【シドニー7日AAP】 物品サービス税のGSTについて、野党連合は政権入り後も、引き上げるつもりはないと全面否定した。
野党連合の財務補佐担当のマサイアス・コーマン上院議員は7日、ABCテレビ局のインタビューの中で、「9月7日に新政権に選出された場合、GSTの税率や基準を引き上げるつもりはなく、これは絶対に明白だ」と述べた。
一方、同議員が補佐するジョー・ホッキー財務担当議員はこれまでに、税制の抜本的改革案の一環として、GSTの引き上げを示唆していたと報告されている。しかしコーマン議員は、「ジョー・ホッキーは今まで一度もGSTの引き上げを示唆していない」と否定した。また、野党連合が政権入りした場合、第1期目に国民に対し、中期的、長期的な税制改革が必要かどうか問いただしたいと述べ、野党連合の焦点は、減税、税制の簡素化、効率化にあるとした。