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7月の失業率、過去4年で最高のレベル

【シドニー8日AAP】   オーストラリア統計局は8日、7月の失業率が上昇したと発表する見込みだ。

11人の経済学者を対象とした弊社独自の調査結果によると、7月の失業率は5.8%にまで上昇する見込みだ。これは6月の5.7%からの上昇となり、2009年8月以来、最高の数値となる。就労者数の増減をみてみると、6月が1万300人増だったのに対し、7月は1万人増にとどまった。

これについて、JPモーガン・オーストラリア社のチーフ・エコノミスト、スチーブン・ウォルターズ氏は、雇用率が人口増加と労働人口の拡大に追い付いていないと指摘。また先月、就労者数が増加したが、就労希望者数も上昇したため、相対的に失業率も上昇せざるを得なかったと分析した。

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