【キャンベラ25日AAP】 マティアス・コーマン財務相は、再選されたモリソン政権がGSTに適用される品目を拡大するという報道を一蹴した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙によると、現在GST適用から除外されている食品も適用するように国税庁(ATO)から促されていると報道されており、コーマン財務相は「GSTの適用品目を拡大する予定なら総選挙の前に国民に説明をしていた。」と否定している。
同紙によると、国税庁の書類には食品産業内での混乱を防ぐために適用品目の拡大が必要になるとし、野菜サラダパックやブリオッシュ、ドライフルーツなどを拡大対象品としていると述べられていたという。
国税庁もまた「税金や年金の管理が我々の役割。国の政策に口を出すことではない」と答えている。