【シドニー26日AAP】 シドニー北西部のメトロ路線で、26日に自動運転の電車路線が開始され、27日からは通勤・通学のラッシュアワー時に初試行される。
ラウズ・ヒルのタラウォング駅からエッピング経由チャッツウッド駅のメトロ北西線が26日朝に正式に開始され、グラディス・べレジクリアン州首相とアンドリュー・コンスタンス州運輸相が乗客らと共に路線の運行開始を祝った。
べレジクリアン州首相は「新路線の開始は、シドニー地域に住む何万人もの住民たちの交通の利便性をよくし、生活の利便を向上させるものとなる」と述べた。
およそ8億ドルをかけた同建設プロジェクトには2万以上の人が携わっており、現在チャッツウッドからバンクスタウンへの路線拡大が進行中である。
メトロ北西線が本格稼働する際には、毎日ピーク時にはタラウォング駅とチャッツウッド駅間を4分おきに運行するという。