【キャンベラ11日AAP】 連邦政府は青少年の失業者対策として、基本的な技能を身につけるために3500万ドルの予算を組んだと発表した。
このプログラムは、16〜24歳の若者で、卒業資格を有していなかったり、職種の資格を得ていないものが対象。現在、対象となる若者の失業率は、9.2パーセントと、全国平均よりかなり高い。
ラッド連邦首相は11日、このスキルプログラムにより、9000人の若者が就業の機会を逃すことなく救われるとし、「たとえ子どもの何人かがハイスクールで少し苦労するとしても、彼らが残りの一生の間、失業者の仲間に入らないようしたい」と話した。
プログラムでは主にTAFEを通して管理され、若者にコミュニケーションや、自己管理、問題解決とチームワークの基本的な技術を提供する。
このプログラムは、労働党の教育政策である、幼児教育への投資と新しいナショナル・カリキュラムの開発を補うものとなる。