【アデレード27日AAP】 アデレードのティーンエージャーが、米アップル社のコンピュータシステムに2度に渡って不正侵入した。
少年(17)は13歳当時、最初にアップル社のコンピューターシステムに不正侵入した。次に15歳で2回目のハッカー行為を行った。2回目のハッキングを受けて、アップル社が米連邦捜査局(FBI)に通報。その後、オーストラリア連邦警察に報告された。
検察側は青少年裁判所で27日、「少年のハッカー行為によるアップル社の損益・損害はなかった」と訴えた。また、同社での勤務希望がハッカー行為の動機付けであったことを明かした。少年は、許可なしでのデータ変更複数件で罪を認め、9か月の善行保持が言い渡された。有罪判決はなかった。