【キャンベラ11日AAP】 11日、キャンベラにある全国プレスクラブで、初の党首対決となるディベートが行われた。
ディベートの中でラッド連邦首相は、「今回の選挙は経済、雇用、生活苦にある家庭に対する支援の選択肢をいかに明確にするかということである」と述べ、自身が率いる政府は明るい未来を築く方法を知っていると述べた。
一方のアボット野党党首は、選挙はラッド氏や自分のためのものではなく、国民のために行われるのであるとし、安定した生活を提供することができるのは誰であるかを見極めて欲しいと国民に訴えた。
今回のディベートで話題となったのは、ラッド氏が、次期選挙で与党の座を確保することができれば同性間の結婚を合法化する方向で検討したいと発言したこと。ディベートと平行して意見交換が行われていたツイッター上でも、この発言時には一分間に1952件もの投稿がなされた。
あるツイッターのコメントでは、「ラッドのこのコメントで労働党に一票入れたいと思った」とし、一方では、「何故、選挙が終わるまで待つ必要があるのだ」と冷ややかなコメントもみられた。