【シドニー12日AAP】 今年6月末で廃業となったシドニーのモノレールの解体作業が始まる。NSW州政府では、来年3月に作業を終了する見込みとしている。
州交通省によると、作業が集中的に行われるのは午後10時から午前5時の間。駅などの解体作業は日中行われる。また電線などは撤去された後、リサイクルされる。
シドニーの観光名物の一つであったモノレールだが、利用客の減少と老朽化による故障の頻発で、政府からも「役立たず」と表現されるほどであった。実際に利用されていたモノレールのうち2台はシドニー市内パワーハウス博物館に展示される。