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国内住宅価格 来年には上昇か

【メルボルン28日AAP】   国内住宅価格は過去18カ月で8%下落した。エコノミストらは、住宅価格下落は今年後半に歯止めがかかり、2020年にはわずかに上昇すると予想する。

HSBC銀行は、住宅価格は2020年に横ばいまたは最大4%上昇すると予想する。チーフエコノミストのポール・ブロックサム氏は、「主要都市での住宅オークション売却率の増加、今後予想される政策金利引き下げに伴う住宅ローン率の引き下げ、政府による住宅購入支援などが資金供給の流れを助長する」と指摘する。

国際投資銀行のRBCキャピタルマーケッツも28日、住宅価格下落の予想を15%から12%に修正した。同社も、2020年初頭に住宅価格は底値をつくと予想する。

連邦準備銀行(RBA)は、今後数カ月で政策金利を2度にわたって引き下げる見通し。ウエストパックのエコノミストらは、11月には3度目の引下げがあると予想する。

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