【シドニー19日AAP】 メルボルンに住む女性が、心筋梗塞で死亡と診断されたにも関わらず、医師の賢明な努力により42分後に再生した。
メルボルン南東部ナーレ・ワーレンに住むバネッサ・タナシオさん(41)は今月12日、心臓発作のため救急車でメルボルンのモナッシュ心臓病センターに搬送された。医師らは最新の機器を使って、脳に血液がまわるようにタナシオさんの体内の血液循環を続行させた。
最終的にタナシオさんの心臓の動脈血栓を貫通させることに成功。タナシオさんの心臓は通常のリズムで鼓動を始めた。
タナシオさんは病院からの電話インタビューで、「とても素晴らしい気持ち。今週、一時間も死んだ状態だった人間だと考えると、あり得ないぐらい良好です」と述べ、2人の子どもが待つ家に早く帰りたいと話した。