【シドニー21日AAP】 報道によると、NSW州政府は今後、飼い犬に関する法律をさらに厳しくすることを検討している。
新法案では、州内の各市は、攻撃的な犬の飼い主に対して、去勢処置や口具の着用、また監督なしで18歳以下の未成年と犬を一緒にしないことなどを命令することができるようになる。
また、飼い主が法律を無視し犬が誰かを攻撃した場合、飼い主は最高5年の懲役刑に科せられる。さらに法律違反をした飼い主に対する罰金は、これまでの最大5万5000ドルから7万7000ドルに引き上げられる。
今回の法律改正は、今月、州南西部デニリクインで、従兄弟の飼い犬に2歳女児が攻撃され死亡した事件を受けたもの。