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新鉄道シドニーメトロ 不具合もすぐ修正

【シドニー29日AAP】  NSW州シドニーで26日からサービスが開始された、シドニー初の自動運転鉄道シドニー・メトロ・ノースウエスト線で29日午後、車両がシステムと通信出来なくなる故障が生じたことが分かった。故障車両は「カスタマー・ジャーニー・コーディネーター」に誘導され、タラウォン(Tallawong)駅まで走行した。

 

トランスポート・フォーNSW(TfNSW)によると、車両はエッピング駅とチェリーブルック駅の間で不具合を生じたもよう。NSW州のコンスタンス交通相は「車両一両が故障し、25分で修正が行われたのは良いニュースだ」と述べ、少しの遅れは出たものの、速やかにほぼ通常通りの運行に戻ったことを高く評価した。

 

シドニー・メトロ・ノースウエスト線は26日、無料サービスにより14万人が乗車し、その後27日には6万6,008人、28日には7万2,401人が利用した。73億ドルを投じて進められている同プロジェクトは、過去8年間に2万人以上が建設に携わり、今後はチャッツウッドからバンクスタウンまで延長される見通しだ。

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