【メルボルン22日AAP】 メルボルンの建設現場で22日、2階と3階の床が崩壊し、作業中の男性2人が15メートル下の地面に落下し、1人が死亡、もう1人が重傷を負った。
警察の発表によると、2人はコールフィールドサウスの建築現場の3階で作業中だったが、その床が崩れて真下の2階の床を直撃した。そして2階の床も崩壊したため、2人は地面に叩きつけられた。がれきに埋もれた2人を助けようと、救命隊員や通行人が懸命にがれきの除去に当たったが、21歳の男性が現場で死亡、48歳の男性が重傷を負ってアルフレッド病院に搬送された。
都市部消防署の発表によると、この建物は1階を店舗、2階と3階を集合住宅として建設中だった。事故当時、2人は同日朝に届いた床用資材を3階で設置中だったという。事故現場では現在、労働安全局の調査員が綿密な検証に当たっている。
VIC州では今年に入ってから11人の建設作業員が事故で死亡している。